伊豆地域の総合建設会社

  • 会社案内
  • 施工実績
  • CSR
  • 土屋建設株式会社
  • 協力会社の皆様へ
  • 採用情報
  • お問い合わせ
トップページ > 社長メッセージ > 第6回社長インタビュー

社長へのインタビュー

2023.8.30 第6回インタビュー
社長の座右の銘は何ですか?
私の座右の銘は「縁尋機妙(えんじんきみょう)」という言葉です。
お酒の得意でない人でも懇親会等への参加をする事で、人それぞれのエピソードがあり、それが他の場所へその時聞いた話が繋がります。
だから若い人達こそ色々な年齢層や色々な業種の人々からたくさん話を聞き、その時は聞き手かもしれないが、いつかその話が他の場所で提案などへ繋げる事ができると思っています。
このインタビューでも、先に話を用意しておくのではなく、話に合わせて質問内容を考えていく事で話を深めていくことができます。
縁尋機妙・多逢勝因
【幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超える時世界は変わる】
「縁尋機妙」は、安岡正篤師が良く口にされた言葉になります。「良い縁が更に良い縁を尋ねていく仕方が実に機妙である」という意味です。
また安岡師はこれと対句のように「多逢勝因」という言葉もよく説かれました。「良い人に交わっていると、気づかないうちに良い結果に恵まれる」という事になります。
「良い縁を結ぶ」とは、どれだけ相手のためにお役に立てるかで決まります。
「われ日に三たび、わが身を省みる」(論語より)
1.人のために尽くすと言いながら、いいかげんにやらなかっただろうか
2.人に対して誠実さを欠くようなことをしなかっただろうか
3.自分で確かめもしない事を人に吹聴しなかっただろうか

縁が縁を呼ぶ「人脈づくり」三菱商事社長 小島順彦氏
経営者の力の源泉に、その人脈の広さ、豊かさがある。学友でもよし、仕事で知り合った人でもよし、仕事を離れた所で意気投合した人でもよし。それらの人々から様々な事を学び、困難に直面した時に助けになる。そんな人と人との「繋がり」は、かけがえのない「財産」だ。
「縁尋機妙・多逢勝因」8世紀頃日本に伝来した地蔵本願経の言葉だ。
「縁が縁を呼ぶ、それは、まことに味がある。そうした縁で多くの人と出逢うほど、よい結果を生む」といった意味である。

今後の建設業には何が重要だと思いますか?
今、建設・土木業をやりたい!という若者は減ってきています。
常に建設業は生活に、地域に必要なんだという事をアピールしていく事が重要だと思います。
建設業は、現場監督等の施工管理、職人やオペレーター等の技術、設計や事業、事務等幅広く仕事の種類がある業界です。そんな中で、1人1人の個性を建設業で活かせるように働いてほしいと思っています。
現場の前を車で通ったら挨拶をしてくれたよ!頑張ってたよ!と声を掛けてくださったことがあります。
建設業っていいな、土屋建設ってこんな事やっているんだと思ってもらえるきっかけは知さな所からだと思います。
仕事の内容だけでなく地域の皆様との関わりも大切にしていきたいです。

思い出に残っている工事現場はありますか?
入社2年目に行った「道の駅 天城越え」での駐車場と施設の工事です。
これまでは小規模の現場が多かったのですが、この現場は大規模で工事に携わる人数が多かったです。
おかげで技術者としての領域を広げられる事ができました。
この工事では、現場だけでなく、伊豆の観光ラッシュの影響で帰りの道路が渋滞していたのも思い出です。
生活道路と観光客が通過する道路が一緒だったので、みんな困っていました。
この事から、基盤整備を行う必要性を感じました。

農場にチャレンジした際のモチベーションを教えてください。
土屋建設では本業の建設業を健全に行いながら、農業を選択しました。
外的理由としては、建設業である農場基盤整備を行うには農業を元気にしていかなければならないという事があります。
しかし、内的理由として土屋建設のエッセンシャルワーカーとしての役割もあります。
南海トラフが起こり伊豆沿岸部が甚大な被害を受けた時、土屋建設は陸路で重機等で、技術者を用いて救助に行かなければいけません。
その時、人も機械も少ないと社会的使命を果たすことができません。
万が一、将来工事受注量が減った時、社員を解雇していくのではなく、農作業に従事させる事により、災害時の人員を確保しなければなりません。
10年後、20年後を想定して今から準備をしていく必要があります。

社長からの一言
「マーケットイン・プロダクトアウト」という言葉があります。
「プロダクトアウト」は生産者が自分の主動に合わせて作る事。
「マーケットイン」は買い手の意向に合わせて作り市場から中を見る事です。
生産者がプロダクトアウトするだけではダメで、買いたいと思わせなければいけません。
中から外を見る発想と、外から中を見る発想があるのでしっかり考えてみてほしいです。
ただ、建設業にはマーケットインはありません。
施主の意向で作るのではなく、30年、50年のサイクルで地震・災害に耐えられるものを作らなければいけません。
プロダクトアウトのこの品質でなければいけないとこだわる事が大事になります。

〒410-2321 静岡県伊豆の国市三福386番地-1
TEL.0558-76-1288 FAX.0558-76-5486